強迫性障害を抱える公認会計士のブログ

強迫性障害で休職・復職を経験した公認会計士が、日々の生活で実施した治療行動を記録しています。

私の主な強迫観念と私の対応を紹介(その2)

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治療


今回は、前回の続きで私が復職してから1か月の間に生じた強迫観念とそれに対する私の対応を記載していきます。

  • 迷ったときの決断基準
  • モンスター社員
  • 野球のルール
迷った時の判断基準

私の強迫観念は端的に表現すると「失敗してはいけない」というものなので、ものごとに常に正解を求めます。何か行動をする前に何が正解かが気になり前に進めなくなります。それでも仕事や試験などの場面になれば時間制限もあるので、決断して前に進まなくてはなりません。では正解がわからない時、どのような選択をすればよいのかが不安(強迫観念)になりました。かつては強迫行為として、迷ったときに正解を見つける方法を延々考えていましたが、これをやめました。結果的に無策のまま仕事や試験に臨むことになり、失敗するかもしれないという強烈な不安に耐えることになりました。

モンスター社員

1か月目第4週で「ひつじ先輩ブログ」のモンスター社員を参考にしてトレーニングしていることを紹介しました。モンスター社員の行動はかなりハードな内容のため、本当にこんなことをやっても良いのかと不安(強迫観念)になりました。強迫行為として、やって良いことと悪いことを区別する正確な基準を設けようと考えこんでしまったのですが、これをやめました。正直、会社をクビになっても構わない、という心構えで臨むことにしました。

baacash.com

野球のルール

 1か月目第3週で「高校野球を球場で観戦する」という項目を実行しました。野球には意外と知らない細かいルールがあり、試合中に「この場面ではどんなルールが適用されるんだっけ?」と次々に細かいことが気になり始めました。かつて私が野球部時代に審判を担当して判断ミスをした経験もあり、大事な試合でミスをしてはいけない、という不安(強迫観念)が湧きました。手元にはスマホがありますのですぐに検索(強迫行為)できる状況ではありましたが、あえて検索せず、不安なまま放置しました。