強迫性障害を抱える公認会計士のブログ

強迫性障害で休職・復職を経験した公認会計士が、日々の生活で実施した治療行動を記録しています。

私の主な強迫観念と私の対応を紹介(その3)

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治療

今回も前回に引き続き、私が復職してから1か月の間に生じた強迫観念とそれに対する私の対応を記載していきます。

  • 確認すべきこととすべきでないこと
  • 不安への対処
確認すべきこととすべきでないこと

暴露反応妨害法では強迫観念に対処する強迫行為をしないように我慢します。失敗への不安(強迫観念)はたびたび湧きおこるのですが、これまでの記事でも記載した通り、私はそれらを無視することにしました。しかし、仕事での失敗の場合、予想される損害は大小さまざまですので、無視していい失敗と無視してはいけない失敗の線引きをしなければならないのではないかと不安(強迫観念)になりました。この線引きには正解がないため、考え始めれば終わりがありません(強迫行為)。そこで、その場でてきとうに決めて、失敗したらもうしょうがない、と覚悟することにしました。

不安への対処

復職から1か月がたち、根本的な疑問が湧きました。それは強迫観念を無視するようにしてきたこれまでの対策(暴露反応妨害法)がそもそも正解なのか?という疑問(強迫観念)です。私の強迫観念はどこまでも正解を求めるのですね。暴露反応妨害法は強迫観念を無視します。ですから、暴露反応妨害法が正解なのかどうかという不安さえも無視することにしました。何やら言葉遊びのようになってきましたが、強迫観念はなんとかして患者に強迫行為をさせようとするので、とにかく無視をし続けることが必要です。