強迫性障害を抱える公認会計士のブログ

強迫性障害で休職・復職を経験した公認会計士が、日々の生活で実施した治療行動を記録しています。

復職第3週目(2019年9月16日~)に実施したこと

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治療


2019年4月に
強迫性障害で休職してから、集中治療を経て同年9月に復職し、第3週目に入りました。「絶対にやってはいけないこと」を毎日ひとつ実行することを目標にしていましたが、第2週目からフルタイムで働いていますので、疲れてしまって、この辺りからとりあえずやったことのないことを毎日やるという小ネタばかりの期間がしばらく続きます。

暴露反応妨害法は強迫性障害の患者にとって「絶対にやってはいけないこと」をする治療法です。精神的にかなり消耗しますので、最初から頑張り過ぎるとつづけることが難しくなります。しばらくは小ネタが続きますが、この病気の治療は長期戦なので良しとしましょう。それでは第3週に実行したことを記載します。

  • デパートで用途の不明な高額小物を買う
  • 行列のできる居酒屋に行く
  • マッサージ店に行く
  • 高校野球の試合を球場で観戦する
デパートで用途の不明な高額小物を買う

先週行った占いのお店で赤いものを身に着けるとよい。という提案があり、デパートで赤いものを買いに行きました。倫理観に反してお金を無駄遣いしようと思い、用途のわからない小物を買いました。店員さんに確認したらどうやら小銭入れのようでした。15,000円でした。

行列のできる居酒屋にいく

人気のある店は独自のルールや常連さんばかりのイメージがあり、ルールがわからず恥をかくなどの失敗をするかもしれません。失敗を恐れる私にとっては敬遠の対象でした。そこであえて並んで入ってみたのですが、とりわけおいしいというわけではありませんでした。

マッサージ店に行く

これもいままで行ったことのないジャンルのお店でしたので、行ってみました。かなり強くもまれて結果的に体がだるくなりました。

高校野球の試合を球場で観戦する

このころ、高校野球は秋の地方大会を開催しています。私は元高校球児なので普段から新聞などで試合結果を気にしていましたが、直接球場へ見に行くことにしました。臨場感や球児の真剣な姿、負けたら終わりという緊張感が伝わりとても楽しかったです。野球観戦はここから私の主要な趣味になりました。

第3週目の感想

職場復帰した当時は、毎日恐怖を感じることをするぞ!と意気込んでいたのですが、だんだんとやったことのないことをやる、という方向に路線を変更していきました。このあたりから、毎朝スマホで変わった趣味を検索しては面白そうなものを選択して、仕事の帰りにそれを実行するという生活をしていました。これは意外にも効果が大きく、強迫性障害の症状はますます回復していき、今日は何をしようかと毎日が楽しくなっていきました。