強迫性障害を抱える公認会計士のブログ

強迫性障害で休職・復職を経験した公認会計士が、日々の生活で実施した治療行動を記録しています。

復職第4週目(2019年9月23日~)に実施したこと

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治療

2019年4月に強迫性障害で休職してから、集中治療を経て同年9月に復職し、第4週目に入りました。第2週目からフルタイムで働き始めて、疲れからハードなトレーニングをやめて小ネタのようなトレーニングを続けています。

この時期に実行している行動は「やったことのないことをやる」です。私の強迫観念は「失敗してはいけない」というものですので、やったことのないことは当然失敗する可能性があり、敬遠する傾向にあります。そこで小ネタでもよいので初めてのことをどんどんやっていくことにしました。それでは第4週で実行したことを紹介していきます。

  • サウナに行く
  • 家で勉強する
  • 会社に遅刻する
  • 葉巻を吸う
  • 香水をつける
サウナに行く

自宅近くに銭湯があり、たまに利用していました。銭湯の料金は460円なのですが、サウナをつけると1000円になり、贅沢だなあと思って敬遠していました。そこであえてサウナをつけてみました。サウナはかなりリラックス効果があり、皮膚のつやがよくなることがわかり、しばらくハマりました。

家で勉強する

TOEICの勉強を始めたのですが、自宅で勉強すると妻が文句を言うので敬遠していました。そこを押し切って勉強しました。その後妻に嫌味を言われ勉強にも集中できなかったので、もう家では勉強しないと決めました。

会社に遅刻する

これは久しぶりに「絶対にやってはいけないこと」レベルのハードなトレーニングでした。強迫性障害の人はルールに非常に厳格です。遅刻や忘れ物などルール違反を絶対にしたくないです。そこであえて会社に遅刻してみました。自分自身には大きなチャレンジだったのですが、私の会社には時間にルーズな人が多く、特に気にされませんでした。

葉巻を吸う

ネットで「変わった趣味」を検索することを日課にしていたのですが、そこで葉巻という項目があり興味があって銀座に買いに行きました。葉巻は私の好きなウィスキーと香りがマッチしてしばらくハマりました。

香水をつける

男性でも香水をつける人はいますが、そんな男は女々しいという謎の倫理観を持っていました。そこであえて香水を買って職場へつけていくことにしました。ドキドキしましたが特に誰からも反応はありませんでした。

 

第4週目の感想

強迫性障害で休職する直前のころ、私は物事にまったく集中できなくなっていたため、仕事の効率が絶望的に悪くなっており、人事評価をとても気にしていました。なんとか仕事ができる風に見せようと必死だったのです。そこで復職したとき、「絶対にやってはいけないこと」の一環としてこの人事評価を逆に最低にする、というトレーニングを思いつきました。

たまたまネットで見つけた「ひつじ先輩ブログ」というブログで、モンスター社員のなり方という記事が書かれていて、とても参考になりました。

baacash.com

今週の遅刻する、というトレーニングはこちらのブログを参考にしています。そして2か月目第1週以降は、このモンスター社員を参考にして仕事の中でルール違反をしていくことにしました。